2022年02月14日

新宮市名誉市民

新宮城跡に車をとめて、新宮市内を散策しました。本当に、気持ちのいい道が多く、案内板がそこら中にあります。
徐福公園の次に新宮駅前に新宮名誉市民の看板が。


その中で、唯一の女性が「東くめ」さん。


父は新宮城の家老であったが、幼少の頃に他界。その後、母の実家、岡山県へ。母方の祖父は岡山医学学校(現岡山大学医学部)の校長だった。くめさんは、現在の東京芸術大学へ進み、そこで滝廉太郎と出会う。

当時、日本には半音という概念がなく、西洋式の音楽はもっぱら讃美歌に頼っていた。例えば、小学校5年で習う「星の世界」は、「いつくしみ深き」という讃美歌である。

くめさんは、「お正月」「はとぽっぽ」など日本人ならだれでも知っているような曲を作詞し、ゴールデンコンビの滝廉太郎が作曲した。


ちなみに、滝廉太郎はクリスチャンだったが、結核で満23歳で他界。和歌山県民歌を作曲した山田耕作の父は、牧師だったとか。知らんけど。

新宮駅前にある「東くめ」の歌碑。

本当に綺麗な街、新宮市です。

  


Posted by ちゃーちゃん at 06:44Comments(0)