2021年10月05日

キリスト教と魚

 今日、釣りに行ってきました。白浜の小物釣堀です。二人でこれだけ釣れました。


キリスト教の絵画には、魚がよく登場します。なぜでしょうか?
ローマ帝国時代キリスト教は迫害されていました。そこで、自分がクリスチャンだと隠れて示すために、ギリシャ語で次のような文の頭文字を取りました。

「イエス キリスト 神の 子 救い主」
それが、次のような文字と形となりました。

これを見た人たちは、ああ仲間がいるんだと思ったことでしょう。今でもステッカーが売られていて、時々車の後ろに貼っている方を見かけます。

キリスト教はやがて、ローマ帝国の国教となります。この魚の仲間が増えていったのですね。

  


Posted by ちゃーちゃん at 17:37Comments(0)

2021年10月05日

銭形平次

 子どもの頃、銭形平次をよく見ていた。いつ銭が飛んで、悪党が逮捕されるかワクワクしていた方も多いと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=Wx3T_tLizvA
 
 銭形平次の原作者は野村胡堂さんという。岩手県出身で、盛岡中学の頃、同級生に金田一京助、下級生に石川啄木がいて、俳句、短歌を教えてあげたそうである。東京帝国大学へ進むが、お父さんの死で学資が続かず退学する。

 戦後、友達の井深大と盛田昭夫が会社の資金繰りに困りお金を借りに来た。野村はだまって、4万円貸したという。
二人はそのおかげで、東京通信工業(現在のソニー)を続けることができた。

ある日、お金を返しに来たが、野村は「お金なんか貸した覚えはない。」と言う。仕方がないので会社の株券を置いていった。

その株券がやがて、1億円となった。

野村はそのお金で野村学芸財団という苦学生への奨学金制度をつくった。

野村夫妻は熱心なクリスチャンだった。

銭形平次を見た後は、なぜかさわやかになったものだが、野村の「罪を憎んで人を憎まず」というコンセプトがあらわれていたからだと思う。

  


Posted by ちゃーちゃん at 03:05Comments(0)