2023年08月11日

景教の碑

 実は先日、高野山へ行った目的は、景教の碑を見ることだった。
景教とは、ネストリウス派キリスト教で、真言密教に大変な影響を与えた教えである。


奥の院を1時間ほど歩き回って、やっとみつけることができた。
これとそっくりな碑が長安に現存する。内容は、ほぼ聖書である。

実は、無人の高野山を復活させた明算上人(竹房出身)の出自は、次のようである。
「娘が、月のものの血が汚れているので、なくなってほしいと祈っていると、日輪が胸に入った時、身ごもった。」
(「明算和尚傳語」より)
つまり、処女降誕である。
マリアに聖霊が入った時身ごもった。
娘に日輪が入った時に身ごもった。
つまり、聖人は人間の血筋から生まれないということ

月のものの血が汚れているという思想は、旧約聖書の律法からである。
次の検校、良禅(竹房出身)も処女降誕である。

聖徳太子は、厩戸の王子と言われるが、これは、推古天皇が厩戸の前で出産したからと言われる。
イエスキリストが馬宿で出産したことにちなんでいる。知らんけど。

日曜日は、粉河チャペルへどうぞ。



  


Posted by ちゃーちゃん at 09:46Comments(2)