2023年01月08日

熊野古道2

 中辺路の道の駅から1kmほど歩いたところに、次のような像があった。
熊野古道2
左の牛馬童子が花山法皇、右の像が役行者と言われているそうだ。

花山法皇が、ここでカヤの軸を折って箸にしたので、ここを箸折峠と言うらしい。
また、カヤの赤い部分に露がつたうのを見て、
「これは血か露か」と聞いたので、このあたりは「近露」と言う地名である。

熊野古道2
それにしても、これだけ長い道を管理整備するのは、大変だったろう。今も道普請は大変だと思う。知らんけど。

日曜日は、粉河チャペルへどうぞ。



Posted by ちゃーちゃん at 19:21│Comments(2)
この記事へのコメント
おめでとうございます。牛馬童子の像を見せていただいて これほど劣化してるのかと驚きました。  箸折峠の石碑を読んで 「ゆりかおる」さんが建立されたのかなと 思うて その数時間あとに もう一度みましたら やっと分かりました。百合の花の香が 漂うてると いう意味なんですね。加齢のため こういう事は しばしば起きます。  重い石の碑を 背たろうて ここまで運ばれた 御苦労を思いました。
Posted by 伝兵衛伝兵衛 at 2023年01月09日 17:40
 伝兵衛さん、いつもありがとうございます。あけまして、おめでとうございます。
私も、最初は「ゆかりおる」と呼んでいました。ひらがなばかりで書かれると、本当にわかりにくいですね。「百合香る」と漢字でかいていただくと、一瞬でわかるのに、と思いました。漢字って、本当にありがたいです。
 重い石を背負ってここまで運んだ苦労は、並大抵のものではなかったでしょう。道筋には、握りこぶしより少し小さめの石が敷かれていましたが、土砂の流出を防ぐためだと思います。こんな石を運ぶ苦労も感じました。
Posted by ちゃーちゃんちゃーちゃん at 2023年01月10日 02:36
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