2022年02月15日
中上健次
中上健次氏を紹介したい。
小説家であり、エッセイストである。彼の代表作は、「岬」、「枯木灘」、「鳳仙花」他多数
受賞歴 芥川龍之介賞(1976)
毎日出版文化賞(1977)
芸術選奨新人賞
新宮高校を卒業後、新宿でフーテン生活。羽田空港などで肉体労働しながら、作家をめざす。戦後生まれで初めての芥川賞作家となる。小さい頃から複雑で大変な家庭に育ち、苦労をしてきた。早稲田大学に入学すると言って、早稲田予備校に3ヶ月も通わず、モダンジャズにのめり込んで行く。その後、新左翼運動、羽田闘争などに参加しつつ、物書きとして頭角を現す。芸能人とも交流が深く、坂本龍一、都はるみ、ビートたけし、宇崎竜童などと対談を行っている。
新宮駅から北へ1分ほど歩いたところに「中上健次生誕の地」という看板がある。実際に住んでいたのは、そこから10mほど線路よりのところで、現在はアパートが建っていた。
私も作品を読んでみようと思いましたが、なかなか癖のつよい文章です。
新宮市って、本当にいろいろなジャンルの有名人が出ています。駅前に名誉市民の写真を飾っているのは、和歌山県では新宮市くらいでしょう。
日曜日は粉河チャペルへどうぞ。
Posted by ちゃーちゃん at 04:36│Comments(0)